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小藤 博英; 三枝 利家; 安松 直人*; 関野 章*; 平尾 和則
JNC TN9400 2000-055, 49 Pages, 2000/03
実用化戦略調査研究の進展に伴い、種々の技術情報、設計データ、関連情報などが得られる。これらをバックデータ、あるいは根拠資料として保管、利用するため、各部門においてデータベースを作成し、ネットワークを介して情報管理システムにて一括管理するシステムを構築する予定である。この中で、FBRサイクルデータベースはFBR導入シナリオ評価や総合評価に必要なデータを集約するものであり、平成11年度にシステム概念の検討を行い、平成12年度にプロトタイプを作成する。本報告書は、平成11年度に検討したFBRサイクルデータベースのシステム概念をとりまとめたものである。検討の結果、プロトタイプは2つの方式、即ち、得られた情報の中から必要な数値データのみを抽出してテーブル形式にとりまとめる方式と、得られた文献を画像データとしてサーバーに取り込み、キーワード等のインデックス情報を付してとりまとめる方式にて作成することとした。また、概念の検討に際しては、他社でのデータベースの例も参考とし、汎用的なデータベースソフトを用いることや、これまでに得られているデータが利用可能となることに心がけた。
塩浦 隆夫; 小沢 正基
PNC TN8420 97-002, 74 Pages, 1997/02
今後の再処理並びに核種分離研究に資するため、第4回群分離・消滅処理国際情報交換会議の口頭発表29件とポスターセッション13件の計42件の発表論文のうち関連する論文を17件抽出し、抄訳及び実験データのデータベース化を行った。本報の構成は、会議の全体概要と抽出した各論文の抄訳からなる。各論文の抄訳はタイトル、著者名、所属機関、キーワード、要旨、主な図表、抄録者氏名からなり、発表順に並べられている。なお、各論文抄訳の作成は、当部内のワーキンググループにより実施した。
海老沼 幸夫; 高橋 智子; 羽原 正; 横尾 宏
Int.Forum Infor.Doc., 8(3), p.16 - 20, 1983/00
科学技術論文へのキーワード付与について、現状調査と効用評価テストを試みた。調査では付与採用雑誌の2/3が読者や二次情報システムを念頭においた外部利用を目的としていること、外部利用目的の2/3が付与語数6語以上であること、さらに付与採用雑誌の80%が著者付与でかつ編者によるチェックがおこなわれていることなどが明らかになった。また、評価テストによって二次情報システムでの索引語付与と検索の双方で有効性をもつことを定量的に示した。これら一連の結果をもとに、自由語使用、10語前後の付与数、著者付与などのキーワード付与方法をまとめ、さらにその具体例を示した。最後に二次情報システムの入力処理の立場から、国内の学協会誌等への付与要請活動の概要を報告し、あわせて付与要請と付与方法の検討が国際的規模でおこなわれる必要性を強調した。
高橋 智子; 海老沼 幸夫; 横尾 宏
情報科学技術研究集会発表論文集, 18, p.251 - 257, 1981/00
1978年、原子力に関係する文献を刊行している99機関に、自誌での利用だけでなく、二次情報処理をも目的としたキーワード付与を要請したが、1981年4月現在では、25機関が実施している。すでに要請前から実施している機関を合わせると、42機関となる。これで日本からのINIS入力文献数の約30%にキーワードが付与されたことになった。文献の著者が選択したキーワードは、おおむね適切であるが、その表記のしかたは、マニュアルがなければ著者によって異なる。キーワード付与制がさらに採り入れられるために、原研での3年間のチェック経験をもとにして、簡単なマニュアルを提案する。